科学と哲学のUME式実ボク!

UMEのスパ天における実戦からチョイス、印象に残ったスパーを徹底解説!

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2012/01/24 UME VS フリッカー スパ天タイトルマッチV7

リプレイはこちらからどうぞ。


今回取り上げるのは、フリッカー氏を挑戦者に迎えたV7戦。
初の負け試合取り上げ計画がここに実現した(苦笑)。

恐らく今ならばジャブで一方的に打ち負けることはない。
まずはポイント優位を勝ち取ってから相手に攻めさせて
こちらが後出しストレートやBジャブで本格的にダメージを与える展開が理想。


1R

クネクネ回避からこちらの大振りを誘っているフリッカー氏。
付き合わずにジャブを先に当てる。このRは様子見で終わり。
しかしAC両取りの幸先良いスタート。

2R

初回よりやや多めに振ってみたが、展開変わらず。
しかし最低限のヒットでAC両取りに成功。これはこれでよし。

3R

またも展開変わらず、しかしジャブの刺し合いだと
正直Rが終わるまでジャッジAの行方がわからん!
確実にジャッジAを取るためには削りフックかBフックを自分から振るしかないが
それを誘っているのも痛いほどわかっていてちと行き切れない。

4R

びっくりするくらい展開が変わらない。
ダメージがわからないままになんだか納得いかない形でジャッジAを取られ、並ばれる。
一言でいって、ヒット率に勝るUMEがびびってBジャブを打ちにいけず、
ヒット率に劣るフリッカー氏がほくそ笑む展開である。

5R

フリッカー氏がBジャブを多用し始め、このRは全般を支配される。
ジャッジAC両取りされポイント総数でほぼ並ばれる。

6R

フリッカー氏がプレッシャーをかけてくるが、お互いジャッジB流出を防ぐ意識が強く
リスクを犯せないシビアな展開。
結果的にはUMEの捌きがポイント上は評価されAC両取り。
しかしAを取ったという確信がないもんでどうにも手ごたえがない!

7R

ジャッジAとBの行方がわからなすぎて、あまりにも埒が明かない!
ということで前進するフリッカー氏に対する捌きに削りフックを混ぜて、
さりげなくジャッジA、あわよくば顔面蓄積までいく試み。
R終了時の段階では顔面蓄積の有無はわからないが、オール10-9奪取。
ようやく試合が動いた!

8R

早々にBジャブにジャブを合わせられる。恐らくこれは結構ダメージいったので
いったん落ち着きジャッジCだけを取りにいく。
ジャッジBの行方がどうなるかの確認がこのR最大の見所だったが、無念の10-10。
蓄積取れてなかった!


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この段階で、この試合は11Rに最大の山場が来ると確信。
そこで攻めなければフリッカー氏はジャッジBを取り返せない。

かといってそこまでに攻めるのはお互いにポイント面でのリスクがありすぎるので
11Rまではお互いにチャンスがきたらいく、という程度で、
自分からリスクを負って攻勢をかける場面は訪れないだろう。

そしてそれを相手がわかっていることもお互いに認識しているような、
勝負どころまでお互い動くに動けない重たい試合展開となってしまった。

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9R

やはり予想通りの展開。コーナーに詰められて少々打たれたので
ちと危険とみて回避にまわるが、フリッカー氏もカウンターを食うわけにはいかず
ジャブ弾幕とフックフェイントのみ。
お互いに打ちたいフックが打てず、
打つメリットが明らかにある場面なのにフックフェイントのみ、というやや異様な展開。
そしてコーナーに詰めての攻勢が評価されフリッカー氏ジャッジAC両取り。
Cは問題ないがAが危険なことになってきた。
ジャブで偶然こちらがダメージ勝ちしていることを祈るしかない展開にしてしまった・・・。

10R

まあここも気持ち攻めてくるだろうと予測、やはり削りフックが来る。
ここでカウンターを打てればどれほど楽か
フリッカー氏もそこまで一気呵成には来ない。一応フックもう1発くらいは置いておくが
ジャッジAの獲得で納得といった様子。
こちらもそこに付け入るほどの度胸はなく、ジャッジA流出を受け入れてゴングを聞く。
次Rに必ず来るフリッカー氏の強打に後出しストレートを合わせなければいけない
非常にプレッシャーのかかる嫌な展開である。

11R

最大の勝負どころ、とわかっていたはずのRで
いきなりフックをカスり気味に食う。最悪!
回復後今度こそ、と待ち構えてフックを受けるが、後出しストレートは明らかにダメージ不足。
こちらから逆転を狙って攻め、ストレートを軽めに当てる。
すかさず追撃の削りフックであったが、フリッカー氏もUMEの攻撃に対する
後出しフック決め打ちと決意していたようで、カウンターでフック直撃!
そしてゴング、やはりジャッジBを取られた。負けを確信せざるを得ない・・・。




勝負の11R、最悪の立ち上がり。グサっといわなかっただけいい、ではすまない!



これも明らかに遅れていてダメージ不足を自覚、こちらからフックを打たなければいけなくなった。



敗着打となってしまったこちらのフック。こんなん合わせられてしまってほぼ勝負あり。


12R

フック連発では間違いなくジャブ清算で捌かれるかスウェーで逃げられるので
まずはボディを打たねばならない。
しかし結局ジャブで完全に捌かれる。体力が危険と感じたので
1発直撃を奪っておとなしくなってもらうしかない、と振ったフックも
ジャブに捌かれダウン。うーむやはり無理か!
欲張ってストレート追撃来ることを期待して、立ち上がり即アッパーを置いたが
やっぱりジャブで倒される。ここまできて油断はしないか・・・。
最後のダウンはあってもなくても一緒、というところか。
事実上の判定負けなのだが、形式としてはスリーノックダウンによる
フリッカー氏の12RTKO勝利となった




残り時間1分、相手はほぼ無傷と確信。負けが確定した。
あと2回ダウンするが、もうこれは負け方を選ぶだけというような状況なので省略。


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ここまで画像が非常に少なかった。
実際ダイジェストにするような場面があまりになかったからだ。
ということで、この試合の動きの少なさをわかりやすく伝えるために
R終了リザルトを1~10Rまで一気に貼っていく

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うーむ、会場はドイツに違いない。
通好みってレベルじゃねーぞ!


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総評

フリッカーマジックにしてやられた、という後味の悪さばかりが残る試合であった。
立ち上がりがお互い守備的になるのは致し方ないとして、試合中盤に差し掛かっても
ジャブの差し合いではジャッジAが保障されない、という不安を解消できぬまま
相手のペースに付き合ってしまった。

7RにジャッジBを1ポイント取ったことにより、11Rがこの試合のピークになるという
お互いの共通認識が生まれた。それに沿ってジャッジA担当フリッカー、ジャッジC担当UMEという雰囲気のまま
そこに至るまでお互いに自爆を避けることを第一に戦うことになった。

11Rはズバリ、フリッカー氏はフックをかぶせて蓄積を奪いに来る。これがはっきりしすぎていて
UMEは硬くなり、フリッカー氏は開き直れた結果この山場をフリッカー氏が制した。
直接の敗着打は11Rの開幕フック被弾と、
フックカウンター115ダメージ、あるいはそれを誘発したUMEのフック、ということになる。

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しかし敗因は、というと違う。これは一言でいって
11Rの山場1点勝負にしてしまったUMEの攻撃プラン不足にある、といわざるを得ないだろう。

まず第一に、ジャッジCはUMEが支配していたが、
ジャッジA担当は本当にフリッカー氏の当確だったのだろうか?
いやいや、ジャッジCの支持を受けジャッジBも1ポイントながら取っていて、
かつジャッジAは中盤まで競っていたはずだ。
ここで被弾によるジャッジB流出を恐れてジャブの差し合いに逃げ、結果的に
ジャッジAをフリッカー氏当確へと押し上げてしまったことが最大の敗因であったといえる。

フリッカー氏のジャッジAのポイントは、ジャブで稼いだものである。
相手だって疑心暗鬼の中ジャッジAを取っていったはずで、不安はあったに違いないのだ。
そこでUMEは、例えばもっとフックフェイントを振ったらどうか。
ジャブヒット直後に削りフックをいってみたらどうだったか。
ボディアタックは忘却していなかっただろうか。

そういったアタックをいくつも見せていけば、フリッカー氏も
自身のジャッジA奪取に不安を感じて、
フックのミスショットなどをしてくれていたのではないだろうか?
こういった後悔は尽きない

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本来であれば、このようなジャブの切っ先でジャッジAを奪い合うような試合には
上記のようなアタックに失敗したときに初めてやればよかったのだ。
例え綺麗に捌かれてダメージを負いジャッジBを流出したとしても、
顔面蓄積を奪い返せばジャッジBを取り返せるだけのR数もあった。
それが無理でも、ジャッジAは取り返せないほど離れてはいない。
Bフックからボディアタックの脅威を見せつつジャッジAを掠め取るなど、
やりたいアタックは山ほどあった。


UMEの強みは、攻撃の多様性にある、と改めて自覚した試合であった。
ポイント状況をUMEに押し付け、UMEの攻撃パターンを根こそぎ奪って
狭い範囲での戦いに押し込めたフリッカー氏、見事な作戦勝ちであったといえるだろう。


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  1. 2012/02/08(水) 22:39:23|
  2. 実ボク
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  4. | コメント:0

UME式実ボクの科学と哲学その1 ジャッジCを制するものは・・・他。

実戦記ではなく、今回は実ボクに関するUME式の理論を
つらつらと書き連ねてみることとする。


ジャッジCを制するものは実ボクを・・・理論


ジャッジCの奪取率はその選手のヒット数の多さ、ヒット率の高さとほぼイコールである。
ジャッジAの奪取を得意とするA君、ジャッジCの奪取を得意とするC君が戦った場合を思考実験してみる。

A君はC君より高いダメージを奪いつつ、C君より多くジャッジCのポイントを取ることで判定勝ちができるが
C君はジャッジCを取る過程で、パンチを当てることによってA君のジャッジA奪取をさまたげる効果があり
AC両取りの可能性はC君のほうが高い?と思われる。

またジャッジAは一発のパンチの比較であるが、ジャッジCはもっと多くのパンチの比較である。
したがってジャッジAには一定確率における紛れがあるがジャッジCには紛れがあり難いといえる。
(試行パンチ数がジャッジAはそのR数、ジャッジCはその数倍となり測定誤差がより小さくなるため)

ジャッジBに関してはややA君が取る確率が高そうに見えるが、これはどちらともいえない要検証の部分である。

まとめると、C君は自身のヒット率の高さを持ってA君のジャッジA奪取を阻止する可能性があるが
その逆、A君のジャッジC奪取は、A君のジャッジA奪取の副産物にはなりづらい。
何十発とパンチを交換するなかそもそものヒット率が低いA君のジャッジC奪取の確率は
その総パンチ数が増えれば増えるほど確率どおりに収束し、困難になるといえる。
以上より、判定においてC君はA君より有利なのではないか、という仮定をここで導くとする


だらだらと書いたが、つまるところ麻雀のアガリ=実ボクにおけるヒット奪取、と考えるとよい。
実ボクは麻雀と同じくパンチのヒットが全てを制するゲームである。
これは相打ちがないというこのゲームの仕様によるものといえそうだが、
相打ちがある実際のボクシングの最近の傾向と奇しくも酷似している。

あれこれいわず実際にグラフ分析をご覧になっていただくと、
勝率とジャッジC奪取率が一定の比例関係にあることが伺えるだろう
なおぽせいどん氏は私よりだいぶこの値が高いが、これは私のダウン率が彼より高いということもある。



2番目に良い選択肢を選ぶと良い、理論


ダックアッパーを当てたあとの削りフック
ボディアタックが佳境を迎えた場面でのBフックなど
攻撃側にとってもっともメリットの大きい攻撃は相手にとって一番にケアするところであり、警戒されやすい。
警戒されるということはつまりカウンターを狙われやすい、ということとイコールである。

このゲームは基本的に、完璧に読み切られたらベストの対処をされるものと思っておいたほうがよい。
従って上記のケースなどですんなり削りフックやボディフックを打ってしまうのは簡単すぎて
相手に逆転のカウンターチャンスを与えてしまうことになりやすい。

しかしながらそのメリットという部分も捨て難い。
そこで攻撃側の意図と防御側に対する読み勝ちという両方を満たすために、
このゲームでは「2番目に良い選択肢」を選ぶとうまくいくことが多い、というお話である。





あんまりわかりにくいんで、練習生のみなさんにご出演頂いた。こんな場面です。


では上記のケースにおいて、「2番目に良い選択肢」とはなんだろうか?
私の考えでは、両方ともフェイントである。それぞれフックフェイント、Bフックフェイント。
1つ目の例は顔面、2つ目の例はボディをここで打ち抜くのがベストだが
即追撃は簡単すぎるのでフェイント。

相手が焦って強打を打ち返してきたら
それを後出しストレートやら後出しBジャブやらで追撃し、当初の狙いである
顔面ないしボディの追撃という目的を達成できるし
無反応でもこちらのデメリットはフェイントに使った時間とその瞬間無防備になることだけであり、
フェイント終わりから攻めなおしがいくらでもきくのである。

なお「3番目に良い選択肢」は・・・1つ目は追撃ジャブかBジャブから即ガード戻し、
2つ目は顔面強打かな・・・。
なお2つ目の場面はストレートないしワンツーが理想だが、距離を取って打ちたいというところで
距離を取った瞬間に反応されやすい。経験上ここは思い切ってアッパーが当たりやすい。


しかし、「1番目に良い選択肢」も忘却しないほうがよい
これは上述の「読みきられると完璧に対処される」というのと全く同じ理由である。
つまり「絶対にこれはこない」と思われるのも危険であり、
「2番目に良い選択肢」が読まれることに繋がる可能性が生まれるからだ。

ただやはり、1つ目の場面におけるフック、2つ目の場面のBフックは
打つタイミングを相当工夫しないと一方的に当てるのは厳しい。
ではどうすればいいか、ひとつの答えは「この状況になった瞬間すぐ打つ」ことである
つまり「相手にとってそれぞれフック、Bフックが一番嫌な選択肢であることを悟られる前に打つ」

これを決め打ちではなくヒット確認をしてから瞬時に打てる能力が必要になるわけである。
思い切りの良さだけで振っていくと打ち返されること多数と予想される。

ただし、1つ目のダックアッパー奪取直後。
仰け反り中にこちらの挙動を確認されるので、すぐ打ってもやっぱり普通かわされる。
150ダメージを超えると追撃のフックが確定する(今度検証します)ので、そこまでいったら是非打ちたいが
それぐらい深く入らない限り、追撃フックは一切打たないほうがいい気がする。
  1. 2012/02/03(金) 01:26:54|
  2. 実ボク
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