科学と哲学のUME式実ボク!

UMEのスパ天における実戦からチョイス、印象に残ったスパーを徹底解説!

2012/01/23 UME VS サンドバック 11R

リプレイはこちらからどうぞ。


フリッカーさんとのタイトルマッチのリプレイを紛失するという大失態を犯す(笑)。
別フォルダに保存してあったリプレイがあったので開いてみたら会長との野試合であった。
初の負け試合取り上げ計画はいったん保留とし、このスパーをピックアップしてみる。

私はなるべく対個人に特化した作戦は練らず、
あくまでデジタルに戦うことを基本理念としている。
ただ参考程度に頭に入れておく事項として、
・対会長は会長のストレートの処理が鍵
・手数が少なくストレート主体のためジャッジAが取りづらく、ジャッジCは取りやすい。
といったところである。


1R
いきなり削りフックを使ってくる会長。
ストレートに後出しでジャブ、Bジャブ(読みきっていればアッパー)を差し込んでいき
ヒットを奪っていきたいが、なかなかストレートが来ない。
出し際にストレートが刺さりそうな、なんとも嫌な感じがからみつきジャブすら出しづらい。
削りフック2発目にはやや遅れながらストレートで返す。
しかし下がらずプレッシャーをかけてくる。圧力がきつい!
こういうときに半端に手を出すと往々にしてストレートが刺さる。ガードでやりすごして撤収!

2R
Bジャブで先制を図るが、やはりストレートがきそうな嫌な感じがまとわりつき
なかなか追撃にいけない。と思っていたら近距離ワンツーを食う。
スウェー逃げが半端で追撃を食いここで蓄積ダメージを負う
回復量確保しようと思ったらストレートが来る。ここはいい加減に処理せず
劣勢を受け入れてゴングを聞く。



強打をガンガン被せられ被弾。しばらくは大事故の回避をメインテーマに。


3R
ボディからは行けない。ボディをフェイクに顔面狙いを本命に。
不意に仕掛けたワンツーがヒット
ここで削りフックは簡単すぎて狙えない。ストレートヒット直後に打てればよかったが
ここはいったんボディを狙って、ボディのケアをさせてから再度顔面を狙う。
しかしやはり会長はストレート狙ってる感ありあり、Bジャブ連打にいききれない。
そうこうしているうちに回復されR終了間際。
ストレートとフックを一応置いておくが当たらず、Bジャブはカウンターヒットした。
最後のフックをBフックにしていれば・・・と後悔。
リードパンチのBジャブタッチが機能しないためどうにも噛み合わないRが続く。

4R
会長の開幕削りフック、ジャッジAがきつくなる。
リスクはあるがやはりBジャブをもっと当てないと始まらない。勇気をもって打ち込む。
会長がBジャブをケアしてストレートを振り始めたので、例のやつを準備。
そして会長の後退ワンツーを読みきり発動、ダックアッパーがヒット
しかしスタミナ消費が激しく追撃にいけない。そこを読みきられ会長が削りフックで反撃。
カウンターを打てない状況のためガード越しに被弾、ダメージが広がる。
こちらも削りフックで再逆転を狙うが抑えられたので、次Rに攻めを繋げるため
バックダッシュで会長の疲れを残させてゴング。



会長の強打の圧力がきつく、これでも蓄積を奪えない!



のでこれが必要になる。ようやく突破口ができたか?



しかしいまだ劣勢。


5R
会長のスタミナが減っているので、やはりボディを打ちにいく。
しかしなかなかスキがないので、ボディダメージとジャッジAの両取りを狙ってBフック。
だがジャブカウンターでより大きいダメージを奪われる。
ボディから攻めを繋げていきたいがこちらもスタミナが上手くまわらない。
このRはこの結果を受け入れてそのまま終わらせることにする。

6R
いったんポイントゲームを意識、ジャッジAを取りにいくも先に削りフックを当てられる。
時間を置いて落ち着かれるとこちらから削りフックが打てない状況になると判断、
すぐに削りフックを打ち返し、ジャッジA候補のダメージを取り返す。
Bジャブカウンターヒットを奪うが、追撃は脅し。上述の削りフックを無駄にしないことを第一に
被弾回避を優先、ポイント優位をいったん確定させる。



会長の削りフックに即反撃の削りフック、路線変更を表す一打。


7R
ジャブ弾幕、あからさまにポイントゲームに移行する。
会長の削りフックの処理に全神経を集中して完全シャットアウト。
ジャッジAC両取りのプレッシャーを相手に意識させることに成功。



この2Rでポイント表の印象がずいぶん変わったはず。しかしもう一山あるだろう。


8R
引き続きポイントゲーム。引いてばかりでは開き直られるのでストレート牽制も忘れない。
しかしアッパーフェイントから不意に伸びてきたワンツーのツーが、
後退から捌こうとしたUMEにヒット!これは非常に痛い!
ここが最大の勝負所と覚悟を決める
KOだけは避けるため徹底して逃げる手もあるが、自コーナーにつまっていて体力減、
かつクリンチゲージ長。半端に引くと刺さることは自身の経験で痛いほどわかっている。
したがってここでなんとしてもジャッジAの逆転奪取と、会長をダウン寸前まで追い込み
会長から下がってもらうアタックが必要になる、と瞬時に判断。
相手の強打には必ず1発目からカウンターを合わせると強烈に意識する。
そこで会長の削りフックが瞬時に飛んでくる。再びのダックアッパー直撃
これで下がってもらえると思いきや、会長の応戦ストレートを再度被弾
お互いこれ以上の追撃は危険と判断、回復にまわってゴングを聞く。
お互いにとって文句なしのベストラウンド



ダメージあり、逃げ場なし。間違いなく最大のピンチ。



王手飛車取りの会心ダックアッパー!!



痛い追撃を食うが、これを含めてもなんとか形勢逆転か。熱すぎるR。


9R
最大のピンチは凌いだとみて、ここからは徹底して捌く。
ガードしながらモリモリ距離を詰められないようワンツーも使い強めに捌く。
2:00くらいにクリンチをする予定で、
それまではワンツー、ジャブ、フェイントを駆使してやり過ごす。
無事クリンチ成功、ポイントAC奪取。



相手の打ち気の強さを見てワンツー捌き本命に変更。抑止力になるはず。


10R
会長の体力もかなり減っている。これならなんとかなると信じて徹底して捌く。
ジャッジAも心配ないのでジャブ清算中心、相手は打ち気にはやっていると見て
ワンツー暴れも使うとクリーンヒット!この試合初のダウンを奪う。
ダウン後しばらく休んでいるので、9カウントで起き上がって攻めてくると読みきり
会長が立ち上がるのを見てからではなく、9カウントの瞬間を狙ってダッシュ、即削りフック。
これがガード越しに当たり2度目のダウン。ここで勝ちを確信する
起き上がったところで一気に距離を詰める。
相手のミスを誘ってジャブ返しか削りフックを打ち込んで倒しにいく。
会長の反撃には注意しつつではあったが、
会長が慌てたところにダッシュで一気に0距離侵入成功。
ここからノータイムでアッパーは来ないと瞬時に判断、フックを打ち込みヒット。
スリーノックダウンによる10RKO勝利となった



これが刺さる状況作りは万全、確信のダウン奪取!



立ち上がるのを見てからじゃないのがミソ。最速だと結構かわすの難しい。



一気に距離を詰めたところで勝負あり。



総評

ストレートの処理が鍵となる、と最初に書いたが、応用編ともいうべき1戦となった。
この試合は「ストレートを打たないことの処理」が鍵となったといえる。
打数少なめながら、Bジャブにストレートを合わせにくる気配がプンプンしていて、
それが脅しとなり会長に削りフック主体でプレッシャーをかけられてしまった。
もっとジャブ主体で戦い、ストレートは後出しジャブで対応、
フックに対する後出しストレートにメインの意識を割くという戦い方がよかったか。

要所要所で強打を当てて食い下がったが、
Bジャブが機能しないためどうにも劣勢から抜け出せなかった。
ポイントゲームに移行したところで8R、自コーナー付近クリンチゲージ長でストレートを食い
このスパー最大のピンチが訪れた。
会長がいったん落ち着いてくれたら楽だったが、
おそらく、むしろ絶対に私を楽にはしてくれないだろうという確信があり、
「ここで反撃できなければ勝ちはない」と開き直れたことが、ダックアッパー奪取に繋がった。
もう一発ストレートを入れてきた会長はさすがだが、やはり体力がきつくて下がらざるを得ない。
ジャッジA奪取と、相手に対する体力的プレッシャーを与えるという
両方のハードルを一発で解決した会心の一打であった。

あとは相手は攻撃に偏らざるを得ないので、ジャブ清算と迎撃ストレートが機能した。
会長のストレートはあくまで相手に対する迎撃にその真価を発揮する。
こちらがジャブ捌きに徹していればあとはなんとかなると判断し、実際そうなった。

数年間に渡って戦ってきた相手だが、このスパーは
お互いの長所を生かしあい殺し合い、ポイントとダメージ両方に意味がある
会長とのベストスパーのひとつであったように思い、今回取り上げるに至った次第である。

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  1. 2012/01/31(火) 00:02:52|
  2. 実ボク
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  4. | コメント:1
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コメント

「開幕削りフック」か、ふむ…。
名づけちゃったらなんかもうバレちゃうだろーーーー♪

しっかし、最後のスリーノックダウンに向けた詰め。

俺をこんなふうに倒すヤツがいるという喜び。
最高だよね、ありがとう!
  1. 2012/01/31(火) 19:08:14 |
  2. URL |
  3. サンドバック #BoheOJYw
  4. [ 編集 ]

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